ゴール裏ネタでブログを書こうというチャレンジをするわたくし、はたしてどこか応援しているクラブはあるの?このブログを読んだ方の多くががおそらく持つであろう疑問でしょう...。
自分のゴール裏歴をお話します。
大学2年の春、特にゴール裏に混じろうなどという意図もなくとある競技場に足を運びました。最初は地元のチームのゴール裏の集団(といっても目視で簡単に数えられそうな人数しかいなかったけど)から少し離れたところで大人しく観てたんです。というのもその地元チームの選手の名前は片手の指ぐらいしか知らなかったんです。これではさすがに感情移入の仕様もありません。ところが、その試合、結構白熱しちゃったんですよ。相手チームが戦前予想では明らかに格下の相手というのは明らかだったんですが、実はその試合で格下の相手に白星を献上してしまったんですね。なんだか、自分の中でも分からないんですがその瞬間に『ちょっと、悔しいなぁ』と思っちゃたんですね。それが、通いだしてしまった最初の出会いでした。そのシーズンは結局ホームゲーム皆勤賞となりました。はい、馬鹿です。大学もサボってばっかりだったし。さすがに金がなくてアウェイはあまり行けなかったんだけど、その一年をきっかけに僕の人生が急にサッカー一色に染まってしまいました。
結局社会人1年生までの4年間ほどはゴール裏に入り浸ってました。社会人になり諸般の都合もありゴール裏でサポートする立場からは離れてしまい、その地元チームはTVやインターネットなどで生暖かく見守るようなスタンスが続いておりました。
社会人生活にも慣れ、徐々に時間的な余裕が生まれてくると、サッカーに飢えを感じるようになったんですね。やっぱりサッカーは生で見るのが一番と...。今の自分には地元チーム(仕事の関係でそのチームの所在地からは離れてしまった)を追いかけるまでの時間も財力もないのは明白だったので、そこで自分の生活圏から近いスタジアムを中心にして特にこれとチームを決めることなく満遍なく様々なチームを見ることにシフトしていきました。そのときには必ず自由席、しかもゴール裏から近いところで見ることにしています。やはりゴール裏がきっかけでサッカーにどっぷりと漬かった身である以上、ゴール裏の息遣いはできる限り身近に感じていたいという願望はまだ残っているのです。
それぞれのクラブでゴール裏の応援スタイルは見事なまでにバラバラです。でも、その違いが面白くてついつい足を運んでしまうのです。面白いゲーフラや笑えるチャントなどなど...これは現場でないと味わえないんですもんね。
まぁ、要するに現在は『いちゴール裏ウォッチャー』としてまめに通えてはいないけど、Jリーグとはなるべく縁を切らないようにしているのです。