再開セリエB、トラブルなし=ミラン戦、限定人数で観客入場許可へ-伊サッカー
2月11日11時1分配信 時事通信(引用元は時事通信2月13日配信。←クリックでリンクに飛びます)
【ロンドン10日時事】サポーターによる暴動事件で、休止されていたサッカーのイタリアリーグが10日、各地で行われた2部(セリエB)の11試合で再開した。イタリア政府が法令で安全基準を満たさない競技場での観客の入場を禁止したことを受け、11試合中6試合が無観客で実施された。AFP電によると、強豪ユベントスの敵地でのビチェンツァ戦など観客を入れた5試合は、入場券への氏名記載、入場時の身分証確認などの安全対策が徹底され、トラブルはなかった。
同1部(セリエA)は11日に10試合が一斉開始で行われる。当初は5試合が無観客試合で実施される予定だったが、ACミラン-リボルノ戦は、年間指定席購入者に限り、入場が許可されることになった。ミランの本拠地、サンシーロは安全基準の一つの電動式回転自動ドアの設置などが急ピッチで進められており、観客数を限定すれば安全は確保できると判断された。 |
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伊政府、再発防止法案を承認=国内リーグは10日再開-サッカー暴動事件で
2月8日11時31分配信 時事通信(引用元は時事通信2月8日配信。←クリックでリンクに飛びます)
【ロンドン7日時事】サッカーのイタリア1部リーグ(セリエA)、カターニア-パレルモ戦(2日)でサポーターの暴動事件が起きた問題で、イタリア政府は7日の閣議で、安全基準を満たさない競技場での観客の入場禁止などの再発防止策を盛り込んだ新しい安全基準法案を承認した。一昨年に監視カメラ設置などを定めた法令に、新たにアウェーサポーターの入場券のまとめ買い禁止などを加え、厳格に規制する。
これを受け、同国サッカー協会は同日、休止中のセリエAと2部(セリエB)を10日に再開することを発表した。開催は条件付きで、安全基準に達しない競技場は無観客試合で実施される。そのほか、当面の夜間開催やアウェーサポーター入場の禁止などが設けられた。8日に各クラブの代表者を集め、通達する。 競技場が基準を満たしているかの判断は8日に行われる予定だが、報道などでは現時点でローマ、パレルモ、メッシーナ、トリノ、シエナの5つの本拠地のみが条件をクリアしていると伝えられている。 |
再開は2週間後か=伊サッカー
2月5日0時0分配信 時事通信(引用元は時事通信2月5日配信。←クリックでリンクに飛びます)
【ロンドン4日時事】サポーターによる暴動で警官1人が死亡するなどの事件を受け、休止されているサッカーのイタリア1部(セリエA)、同2部(セリエB)が10、11日の次節も中止される方向であることが4日、分かった。伊紙レプブリカ(電子版)が伝えた。関係者の話として、18日の再開が見込まれているが、当初は全試合が無観客試合になるとしている。5日にイタリア・サッカー協会などの緊急会議が開催され、原因究明や今後の対策を話し合い、政府の承認を得る。
同国協会は2日のセリエA、カターニア―パレルモ戦で起きた事件を受け、3、4日のセリエA、同Bと7日のイタリア代表の国際親善試合中止を決めた。 |
暴動の逮捕者14人に=イタリア・サッカー
2月4日1時0分配信 時事通信(引用元は時事通信2月4日配信。←クリックでリンクに飛びます)
【ロンドン3日時事】イタリア・シチリア島のカターニアで2日行われたサッカーのイタリア1部リーグ(セリエA)、カターニア-パレルモ戦でサポーターの暴動により警官1人が死亡した事件で、逮捕者が14人に上ったことが3日、分かった。同国のANSA通信(電子版)が報じたもので、全員がカターニアのサポーターだという。
また、負傷した71人がカターニア市内の病院に搬送され、手当を受けた。大半が全治3日から15日と診断された。 |
ファンが暴動、警官死傷=国内リーグ、当面休止も-イタリア・サッカー
2月3日11時0分配信 時事通信(引用元は時事通信2月3日配信。←クリックでリンクに飛びます)
【カターニア(イタリア)2日時事】当地で2日に行われたサッカー・イタリア1部リーグ(セリエA)のカターニア―パレルモ戦でファンが暴動を起こし、警官の1人が死亡、1人が重傷を負う事件が発生した。これを受け、イタリア・サッカー協会は3、4の両日に予定されていたセリエAと2部リーグ(セリエB)の全試合、7日のイタリア代表の国際親善試合(ルーマニア代表戦)をいずれも中止にすると決定。原因究明に乗り出すことを表明した。
ロイター電などによると、試合後半に競技場の外で、入場できなかったパレルモのサポーターが騒ぎだして暴動に発展。警察は催涙ガスを使って鎮圧を図ったが、サポーターが投げ込んだ爆発物が警官のいた車中で爆発。警官は病院に運ばれたが死亡した。騒ぎは試合終了後も続き、競技場の周囲で客が機動隊員に石を投げ付け、路上で火花が上がるなどし、100人以上の負傷者が出たもよう。警官はさらに1人が重傷を負った。警察が発した催涙ガスの影響で、試合も後半の途中に約35分間、中断した。 イタリアでは前週にも下部のアマチュア・リーグで同様の暴動が起き、関係者1人が死亡。このため、同国協会は事態を重視。5日に緊急会議を招集するが、原因究明と対策が明確にならない限り、国内サッカーの全面的休止が続く可能性も示唆した。プロディ首相も「不幸にも連続で発生したスポーツの退廃を断固なくすという毅然(きぜん)とした態度が必要」との声明を発表した。 |